先週末(4月19日)のドル円相場
先週末(4月19日)のドル円は、小幅に続伸。
中東情勢をめぐる地政学リスクの過熱で153.60円まで急落したものの、その後過度の緊張が後退したことを受け154.65円まで反発する荒い値動きとなりました。
東京市場は、急落後に反発。
イスラエルのミサイルがイランの拠点を直撃したとの一部報道が伝わると、リスク回避のドル売り円買いが優勢となり、154.67円から153.60円まで急落しました。
その後、イラン高官より「イスラエルからのミサイル攻撃はなく爆発音はドローンを撃墜した際に発生」との発言から154.47円まで値を戻す荒い値動きとなりました。
欧州市場は、小幅に上昇。
中東情勢をめぐる過度の緊張が後退したことを受け、154.60円まで小幅に上昇しました。
NY市場は、もみ合い。
重要な米指標の発表もなく、翌週に日銀金融政策決定会合を控えていることもあり、大きな方向感は出ず、154.46円〜154.65円と19銭幅の狭いレンジでの小動きとなりました。
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本日(4月22日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは中心線が横ばいとなっており、もみ合いを示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が緩やかに上向きとなっており、また、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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